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学部・大学院共通

(1)制度

学位
大学を卒業した者、および大学院の課程を修了した者に対して授与されます。本学通信教育課程には、学士・修士の二種があります。

学士
大学の学部を卒業すると授与されます。本学通信教育部を卒業すると、全学科「学士(芸術)」が授与されます。

修士
大学院の修士課程を修了すると授与されます。本研究科(通信教育)芸術環境専攻を修了すると、全領域とも「修士(芸術)」もしくは「修士(学術)」が授与されます。

修業年限・在籍年限
・修業年限
学業修了までに必要な学習年数です。休学期間は含まれません。
・在籍年限
大学、大学院に在籍できる最長年数です(在籍年限の最終年度はairUマイページ>「成績」画面でも確認できます)。休学期間は含まれます。
これらは、入学区分によって下表のとおりとなります。

学部

入学区分 修業年限(卒業までに必要な学習年数) 在籍年限(在籍できる最長年数)
1年次入学 4年 9年
2年次編入学※ 3年 8年
3年次編入学 2年 7年

※2年次編入学は2016年度入学生まで

大学院

入学区分 修業年限(修了までに必要な学習年数) 在籍年限(在籍できる最長年数)
1年次入学 2年 4年

 

休学
やむを得ない事情により学習を一時停止することです。休学は入学2年目以降、在籍年限中に学部は通算で4年間、大学院は通算で2年間までです。在籍年限中1年間(4月1日~翌年3月31日)単位で休学できます(年度途中の休学はできません)。

単位
文部科学省が定めた尺度で、一定の学習量を指します。1単位の授業は予習(一部を除く)・復習を含め45時間の学習を前提に考えられています。学習した科目の単位は、各期末(6月末・9月末・12月末・3月末)に認定されます。それまでは、合格していても正式な単位としてはカウントされません。

○○年次
本学では「学年」とほぼ伺じ意味で使用しています。本学では何も学習を進めていなくても、毎年自動的に「年次」はあがります。しかし、学部は4年目で卒業研究・卒業制作に、大学院は2年目で修了研究・修了制作に自動的に着手できるわけではありません。また、[配当年次/○○年次以上]と書かれている科目は、その年次に到達しないと履修できません。学習の進み具合と年次は、必ずしも一致するものではありません。

単年度履修
本学では、すべての科目において、単年度(1年間)で単位を認定します。ひとつの科目に着手すると、その年度内に合格しなくては年度末に単位が認定されません。
テキスト科目:同一年度内にすべての課題(単位修得試験がある科目は単位修得試験も含めて)に合格しなければ、合格した課題の結果が無効となり、次年度以降あらためて取り組まなくてはなりません。
スクーリング科目/SR科目:申し込みや出席はもちろん、事前、事後課題なども含めて、指示されているものを提出しなければなりません。

GPA制度
GPA(GradePointAverage)制度は、成績評価システムの一つであり、授業科目の成績にそれぞれGP(Grade Point)を与え、単位あたりの平均を算出するものです。詳細は「学習方法 >成績評価 >GPA」を参照。

既修得単位の認定
学部:1年次入学生に対し入学前に他大学や短期大学などで修得した単位を一括して認定し、卒業単位に算入します。ただし、編入学生は卒業要件に組み込んだ形で「入学許可証・卒業要件通知」でお知らせしているため、既修得単位の認定はありません。
また、教職課程登録者が入学前に他大学や短期大学などで修得した科目がある場合は認定しています。博物館学芸員課程の場合は、本学(通信教育部、通学部、科目等履修生)で修得した科目に限ります。ただし、この認定は資格取得のための認定として履修免除するものであり、卒業に必要な単位数を減免するものではありません。
大学院:本学大学院入学前に他の大学院などで修得した単位を以下の条件で認定し、修了要件に算入します。
①本学通信教育部正科生または科目等履修生として芸術教育士課程で修得した単位を持つ方が芸術教育分野に入学した場合は10単位を上限として認定。
②2008年度までの本大学院の研修生制度(科目等履修)で修得した単位を持つ方が修士課程に入学した場合は、4単位を上限として認定。
また、専修免許状課程登録者が入学前に他大学や短期大学などで修得した科目がある場合は、認定していますが、この認定は資格取得のための認定として履修免除するものであり、修了に必要な単位数を減免するものではありません。

 

 

(2)科目

力リキュラム
教育内容を総合的に計画したものを指します。カリキュラム構成は、各コースガイドまたはカリキュラムを参照。

科目
カリキュラムの中に設けられているひとつひとつの授業を指します。

テキスト科目(T)
テキストや補助教材をもとに、自宅で学習を進める科目です。通信教育での授業の中心となり、郵便などの通信媒体を介し課題を提出して、評価・講評を受け取ります。

テキストレポート科目(TR)レポート提出と単位修得試験がある科目 学部
テキスト作品科目(TW)作品提出の科目
テキスト特別科目(TX)卒業関連科目、論文研究など特別な科目 学部・大学院

スクーリング科目(S)
大学キャンパスなどで対面授業を受けたり、Web上で動画学習を受ける科目です。

スクーリング科目(S)対面授業の科目 学部・大学院
Webスクーリング科目(WS)Web上での動画学習とレポート提出がある科目
藝術学舎科目(GS)本学が開講する公開講座藝術学舎を受講する科目
※大学院生も受講可能ですが、単位認定の対象にはなりません。
学部
スクーリング・研究制作科目(SR)修了研究・制作関連科目 大学院

 

課題
科目の中にある問題を指します。科目の中に課題が設けられ、課題ごとに内容が決まっています。

配当年次
履修のための前提条件であり、その年次に到達しないと履修はできません。さらに、他の履修条件がある場合については、その条件もあわせて満たす必要があります。

 

 

(3)履修状況

履修
「学習」と読み替えるとわかりやすいでしょう。本学では履修登録の制度を設けていません。申し込んで許可証が届く、提出して受付される、など大学に対しての行動を起こしてはじめて、その科目を履修していると判断されます。自宅で学習している状態では、まだ履修していることにはなりません。

科目分類 履修開始のタイミング
T科目 課題提出後、受付完了時
S科目 受講を申し込み後、受講許可時
SR科目 受講許可時
WS科目 第1章のページに入った時

 

秀・優・良・可・不可
成績証明書に記載される評価のことです。「不可」の場合は単位が認定されませんので、その科目の単位が必要であればもう一度取り組んで、合格するようにしてください。用
秀(S):90~100点、優(A):80~89点、良(B):70~79点、可(C):60~69点、不可(D):0~59点

再履修
前年度までに「不可」となった科目をもう一度履修することです。

合格
科目や課題、試験に対して60点以上、またはC評価以上の評価の場合は合格になります。59点以下、またはD評価となった場合は、もう一度その科目や課題、試験に取り組む必要があります。

<履修状況に関する文言>

履修中 S科目 受講申し込みをし、受講許可をされていること。
受講して成績待ちの状態も含みます。キャンセルをしたり、不合格となると履修中ではなくなります。
SR科目 受講許可をされていること。受講して成績待ちの状態も含みます。
TR・TW・TX科目 レポート・作品課題を提出し、受付されていること。
D評価となっても当該年度中は、履修中の状態となります。
合格済 全科目 科目ごとに設けられている、課題や試験に合格していることを指します。
単位修得見込み 科目ごとに設けられている課題や試験にすべて合格し、当該期末に単位修得できることが確定している科目の単位数のことです。
単位修得済 各期末に単位が認定され、履修状況にその科目名と合格点(60点以上)の評価が記載されていることを指します。59点以下の場合「不可」と表記されます。その科目が必修であれば、次年度以降もう一度履修することが必要となります。
修得済 「単位修得済」と同じです。

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