専門演習スクーリング科目(WS・S)

イラストレーションコースのコース専門演習スクーリング科目はウェブスクーリング(WS)科目となります。ただし「卒業制作」のみ、遠隔のスクーリング(S)科目に区分されます。遠隔スクーリングのため、キャンパスに来て授業を受ける必要はありません。
 
ウェブスクーリング(WS)科目は、動画教材を中心に学習を進める科目です。科目は全15章で構成されており、1章ごとに動画教材を視聴し学習します。各章で設けられた章末テストに解答し、全問正解すると次章に進むことができます。15章終了後に作品課題を提出し、提出された作品に対する教員からの全体講評を動画で視聴することで授業が終了します。すべての動画の視聴と作品課題の合格によって単位が修得できます。
 
●履修順序と前提条件
1年次配当の「イラストレーションI-1~II-3」と2年次配当の「イラストレーションIII-1~IV-3」の12科目は配当年次以外に履修の前提条件はなく、年次が到達していれば自由に履修可能です。ただし、学習効果を高めるために、履修モデルに示したような順番で履修することをおすすめします。3年次配当の「イラストレーションV-1~6」は、履修の前提条件として「イラストレーションV-1~6」の受講期までに、テキスト科目「イラストレーション基礎1」と「イラストレーション演習II-1」の単位を修得している必要があります。「イラストレーション基礎1」と「イラストレーション演習II-1」の単位が修得できていない場合は、「イラストレーションV-1~6」を履修することができません。
 
●スクーリング科目の履修の前提条件

年次 履修の前提条件
1年次 なし
2年次 なし
3年次 ウェブスクーリング受講期までに以下のテキスト科目を合格済みであること。
「イラストレーション基礎1」「イラストレーション演習II-1」
4年次 卒業制作着手年度の9月末までに卒業制作着手要件を充足していること。

※「合格済み」とは、成績(履修状況)が「単位修得見込」または「単位修得済」であることを指します。
 
※情報デザインコースからの転籍者に限り、3年次配当科目に「履修の前提条件」は設けられていませんが、各科目の配当年次に沿って学習を進められることを推奨いたします。
 
●WS科目の開講期間と履修方法
WS科目履修の流れ

●全体講評(動画)
全体講評(動画)

●注意事項
注意事項
※WS科目は3ヶ月ごとに開講され、科目によって「春期・秋期」の開講か、「夏期・冬期」の開講に分かれています。前期(春期または夏期)終了後に、後期(秋期または冬期)のシラバスが表示されます。
※動画の再生速度を変更する機能はございません。単位当たりの学習時間を担保するため、動画教材は等倍速度にてご視聴ください。
※課題制作をとおして、課題の内容や解答の仕方、テキストの内容等、わからないことが生じた場合はシラバスをよく確認の上、質問フォームを利用してください。質問内容は、できる限り具体的に記述してください。
たとえば、テキストや動画教材について質問したい場合は、取り組んでいる課題名やページ数や行数、動画教材の章末や質問箇所の秒数まで記述するとスムーズです。自分の理解や何を調査したのか、現状を含めて教員に伝えることも大切です。なお課題の事前評価に関する問い合わせはお答えできませんので予めご了承ください。
授業内容を発展させ自主的に制作した際の問い合わせは、自身の調査内容を記載のうえ疑問点を具体的に記述してください。内容によってはお答えできない可能性もあります。ご了承ください。

 
●作品課題の提出
動画教材を繰り返し視聴したり、動画視聴時にとったノートを見直し、与えられた課題に沿った作品を制作します。完成した作品は、課題提出期間内に提出してください。提出物は科目ごとにルールが定められています。ルールを逸脱した提出物は評価対象外の扱いとされることがあります。各科目のシラバス記載事項をよく確認の上、不備がないか注意して提出してください。
①体裁について
・すべて指定の方法でデータ化しておくこと。
②表現方法
・各科目のシラバスに記載された表現方法で制作を行うこと。
・指定や制限のない範囲での表現は自由とします。
・ペイントソフトの指定がないものは自由選択し、使用してよい。
③著作権について
・各科目の履修に際しては著作権・モラルの内容を確認し、著作権のルールやマナーを遵守すること。
④剽窃、盗用について
・提出物に剽窃や盗用が認められた際は学生としてあるまじき行為として、当該年度の単位の無効など厳重な処分が下る恐れがあります。
 
●課題の提出方法
airUマイページ(Web)からの提出となります。手順と注意点を把握しておいてください。シラバスをよく確認し、提出するファイルの種類や形式などは以下のルールを必ず守ってください。注意事項が守られていない場合は、評価対象外となりますので、十分に注意してください。
 
①提出ファイルの形式と容量
シラバスで指定されたファイル形式で提出してください。その他の形式は受付後であっても評価対象外として扱います。1課題につきファイルは1つしか提出できません。また、圧縮したファイルの容量は20MB以下にすること。20MBを超過したファイルは提出できません。「卒業制作」は別途ファイルの容量が定められています。
 
②ファイルの圧縮
ファイルの圧縮については、以下のいずれかの方法でおこなってください。
(A) Mac OS X (10.6以降)の場合は圧縮機能を利用
圧縮するフォルダを選択→「ファイル」メニューから「”フォルダ名”を圧縮」を実行します。
(B) Windowsの圧縮機能を利用
圧縮するフォルダを右クリックし→「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダ」を選択します。
 
③ファイル名の付け方
ファイル名は「氏名の半角英字表記」にしてください。また、姓名それぞれの冒頭1文字を大文字にしてください。例えばPDFファイルの場合は「YamadaTaro.pdf」、zipファイルの場合は「YamadaTaro.zip」となります。
なお、提出ミス防止の観点より、ファイル判別を目的とした文字列の追加は問題ないこととします(追加する文字列は半角英数に限ります)。
 例:「YamadaTaro_DesignKiso1.pdf」
 
ただし、ファイル判別を目的とした文字列の追加は問題ないこととします(追加する文字列も半角英数に限ります)。
例:「YamadaTaro_DesignKiso1.pdf」
 
課題提出時のファイル選択のミスにより、別科目の同名のファイルを提出された場合、課題提出不備としてD評価(再提出)となる可能性があります。
操作誤りや提出ミスがないように、ご自身でファイル名およびフォルダ名の管理を徹底してください。
 
④提出前にもう一度データを確認してください
提出ファイルの形式と容量(20MB以下)以外の不備(提出データの破損、PDF変換時のミス、ページ不足、zip形式ファイルの中身がPDFファイルに変換されていない、中身が制作条件を満たしていない、誤って別科目の課題データを提出など)については添削不可(D評価)となります。ファイルが問題なく開くことができるかどうか確認したうえで提出してください。
 
●課題を提出する
提出後、採点結果が返却されるまでの間は、提出した課題の内容を作品課題の提出画面で確認することができます。
 
●課題提出時にトラブルが発生した場合
作品課題の提出や全体講評の視聴に際して、個別の閲覧環境に依るトラブルの例外的な受付措置はできませんので、自らトラブルの発生を防ぐ方策を講じてください。
 
●作品課題の評価
作品課題はS~Dの5段階と素点で評価します。
S:100~90点、A:89~80点、B:79~70点、C:69~60点、D:59点以下で、SからCは合格、Dは不合格(=再提出)です。

合格 不合格(再提出)
S: 100〜90点 A: 89〜80点 B: 79〜70点 C: 69〜60点 D: 59点以下

作品課題を提出していたとしても、全体講評を視聴していなければ採点の対象とならず、評価は不合格となります。
不合格になった際は、その科目に着手した年度内に提出機会があれば再提出することができます。教員からのコメントを参考に手直ししたものを再提出してください。
 
●採点結果のお知らせを受け取る
作品課題の採点が終了すると、「採点結果のお知らせ」がメールで通知されます。どの科目の作品が返却されたのかメールで確認し、airUマイページで採点結果を確認してください。
※「卒業制作1・2」の一次提出のように、「卒業制作3」の一次提出時点では教員からの課題の返却や講評はないため「採点結果のお知らせ」の通知はありません。詳しくはシラバスをよく確認のうえ課題制作に取り組みましょう。
 
●科目の履修状況を確認する
airUマイページトップ画面のウェブスクーリングのパネルをクリックしてください。
また、「airUマイページ > メンバー情報 > 成績」の該当科目の評価欄 からも確認できます。
 
●採点結果を確認する
採点結果確認画面では、素点と評価が表示されています。課題の制作条件や提出データの確認事項を遵守していない場合は不合格(D評価)となるため、素点はありません。また、採点を担当した教員からのコメントがありますので参考にしてください。ただし、全体講評未視聴によるD評価の場合は採点の対象外となるため、教員コメントも付きません。
再提出する際は、課題に取り組む年度のシラバスをよく確認のうえ制作し提出してください。


 
●再提出
作品課題がD評価(不合格)となった場合、履修年度内に再提出する機会があれば、次の開講期を迎えた段階でairUマイページトップ画面のウェブスクーリングの該当科目に[ 未提出 ]と表示され、作品の提出画面へ進めるようになります。作品課題提出の手順は、初回の提出時と変わりありません。
前回の作品課題の採点結果は、「airUマイページ > メンバー情報 > 成績」の該当科目の評価欄から確認できますので、教員のコメントを参考に作品を手直しし、再提出に備えましょう。
再提出であっても、全体講評を再度視聴しなければ、作品は成績判定の対象となりませんので注意してください。
 
また返却された課題を次年度に提出する場合は、新年度のシラバスの内容をよく確認し、課題の制作要件を満たした上で提出するようにしてください。
次年度の課題変更の有無は、例年1月下旬頃にairUのマイページの「お知らせ」に掲示されます。
よく確認のうえ課題制作に取り組みましょう。
 
●参考作品としての使用について
提出物を全体講評における参考作品として利用させていただく場合があります。利用を拒否される場合は、各科目の教材提供ページにある「講評辞退申込書」を課題の提出物とともに提出してください。提出のない場合は、参考作品としての利用を許諾されたものとします。

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