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「博物館実習2(館園実習)」学外館での受講

※芸術教養学科、文芸コース(2024年度以降入学の方のみ)アートライティングコースの方は学外館での受講はできません。
※書画コース、イラストレーションコース、映像コース、食文化デザインコースの方は、博物館学芸員課程 資格課程の受講登録ができません。

 

■2024年度に受講する場合
前年度(2023年度)に『「博物館実習2」学外館受講希望届』を通信教育部に届け出ていること、および前年度末までに「博物館実習2(館園実習)」履修の前提条件を満たしていることが前提です。
・ 実習の詳細について、実習を申し込んだ館より選考結果とともに希望者本人または大学に連絡がありますので、館の指示に従ってすすめます。
・大学に連絡があった場合は、基本的にメールでお知らせします。
・直接館から連絡があった場合は、すぐに詳細を大学まで知らせてください。
・選考結果が「受入不可」となった場合は、別の館を探すまたは芸術館を希望する、のどちらかを選択していただきます。
・「受入可」となれば、大学側でスクーリング登録を行います。なお、airUに表示されるスクーリング開催日程は便宜上の仮日程ですので、その日に大学で授業などがあるわけではありません。学外館での実習のみの受講となります。

 

■2025年度に受講する場合
必要事項を記載のうえコンシェルジュまたはメールにて必ず届け出てください。
届出期間:2025年2月1日(土)〜2月28日(金)【厳守】
届 出 先:airUマイページ>「コンシェルジュ」またはメール(question@air-u.kyoto-art.ac.jp)
件  名:「博物館実習2」学外館受講希望届
必要事項:
1.学籍番号
2.学科・コース名
3.氏名(フリガナ)
4.現住所(郵便番号も記載)
5.生年月日(西暦、和暦とも記載)
6.電話番号
7.第一希望の館名、館長名、申込方法
8.第二希望の館名、館長名、申込方法(芸術館の場合は館名のみで可)
注意事項:
・必要に応じて実習希望館の募集要項などの資料を添付すること
・実習希望館から内諾が得られていない場合や、履修の前提条件となっている科目を冬期に履修中で合否が不明な場合でも、学外館での受講を希望する方は期日までに届け出てください。届出がない場合は受講を認めることはできません。
・申込方法は、「個人」か「大学一括」のどちらかを記載し、その他必要な事項があれば記載すること。

 

■受講までの流れ
1. 実習希望館の選定
・実習する館は、文部科学大臣もしくは都道府県の教育委員会の指定した登録博物館、博物館相当施設(大学においてこれに準ずると認めた施設を含む)でなければなりません。私設で単に美術館、博物館と名前がついている所や、学芸員のいない館での実習は認められません。希望館が登録博物館もしくは博物館相当施設かどうかをまず調べる必要があります。
・実習する館と実習生の専門分野が一致、もしくは隣接していることが望ましいです。入館者への対応や博物館全般に通用する業務や博物館の仕組みを理解する観点からはどのような分野でも対応できますが、資料の取り扱いや実務経験の観点からは専門性がまったく異なると効果的でないことに留意してください。

 

2. 募集要項の確認
・実習希望館への申込方法には、個人で直接申し込む場合と、大学を通して一括で申し込む場合があります。まずは希望する館の申込方法を、各館のホームページなどに掲載されている募集要項で確認してください。実習を行うのが4年次(卒業年次)ではなく3年次になる場合は、4年次でないと受け入れを行っていない館もあるため、募集要項の応募資格を必ず確認すること。
・希望する館のホームページ等に博物館実習の募集に関する記載がない場合や、申込方法が個人申込となっている場合は、電話やメールで館へ問い合わせてください。まず京都芸術大学通信教育課程の学生であることを伝え、学芸員資格取得のための博物館実習の受け入れをしているか伺います。
受け入れていただける場合は申込方法を確認してください。選抜があるといわれた場合、どのような要領で申し込みをすればよいかを確認し、募集要項があればいただいて、受講希望届に添付し大学まで提出してください。
募集期間が未定といわれた場合はいつ頃になれば予定がわかるか確認し、その時期に再度希望する館へ連絡をすること。受講希望届にはその旨を記載し、募集期間がわかり次第コンシェルジュまたはメールにて大学へ連絡してください。

 

3. 大学への受講希望届の届出
・同時期に複数の館に申し込むことはできません。希望館が複数ある場合は、第一希望・第二希望にしぼってください。
・多くの館において、申込多数の場合は書類選考となります。第一希望の館で書類選考に通らなかった場合は、第二希望の館へ申し込むことになります。第一希望の館の選考結果が判明する時期は未確定なので、第二希望の館は4月以降も申込可能かどうかを確認のうえ、選定してください。

 

4. 実習希望館への申込
【個人】
・個人で直接申し込む場合は各自で依頼を行います。館の指示にしたがって手続きを進めてください。
・内諾後に大学からの正式依頼が必要な場合は、館長名・担当者のお名前・部署名など必要事項をお聞きし、大学までコンシェルジュまたはメールにて連絡してください。大学から、内諾を受けた館に依頼状を送付します。

【大学一括】
・大学から一括して申し込む館で、かつ1大学における受入人数が決まっている館の場合、希望者多数であれば通学部とあわせて学内選考を行います。学内選考に通らなかった場合は、第二希望の館にするか別の館を探すかを検討してください。
・館から大学に募集要項が送付される場合は、受講希望届にその旨を記載してください。

※館の募集時期が早い場合は、履修の前提条件が満たせるか不確定のまま申し込むこととなりますが、万が一3月末までに履修の前提条件が満たせなかった場合は、取り下げ、もしくは辞退することになります。

 

5. 実習館の決定
・館の選考結果が「受入可」の場合、実習館決定です(「受入不可」の場合は再度実習館を探すか芸術館で受講するかを検討してください)。
・決定後、実習開始までに博物館実習ノート等の必要書類を送付します。
・実習館より提示された日程は、変更することはできません。卒業研究・卒業制作など必修のスクーリングと日程が重なった場合は、すぐに大学まで連絡してください。実習館へは大学から連絡するため、個人で直接連絡しないこと。
・館によっては、スクーリング受講料とは別に諸経費として実習費が必要となる場合があります。

 

6. 注意事項
・学外館での博物館実習は、各美術館や博物館のご理解のもと、実習生の受け入れにご協力いただくことによって成り立っています。その点を十分理解し、先方に失礼のないように交渉を行ってください。
・実習希望館より連絡があった場合は、その都度必ず報告してください。また、希望館への選考に漏れて実習館を決めかねている場合も相談してください。皆さんの報告が遅れると館への申込等に支障をきたす場合がありますので、こまめに報告するよう心がけてください。

このカテゴリのよくある質問

学芸員課程の科目が2科目残っているのですが卒業研究合格後に履修できますか?

できません。卒業要件を満たしてしまいますと卒業となってしまいます。ですので、在籍期間中に博物館学芸員資格取得要件も満たせるように履修計画を立てましょう。

「博物館実習2(館園実習)」を学外館で実習することは可能ですか?

「博物館実習2(館園実習)」は予めお知らせしている開講日程・開講地のみ受講が可能です。
そのため、学外館で実習を依頼することはできません。

学芸員資格を取得すれば、学芸員として博物館や美術館で働くことができますか?

実際に博物館や美術館で働くためには、資格取得後、各博物館・美術館の採用試験を受けなければいけません。求人が非常に少ないため、資格を取得すれば、すぐに学芸員として勤務できるとは限りません。しかし地域の美術館などでボランティアスタッフとして活躍するなど、その資格を活かして幅広く活動している方もいらっしゃいます。インターネットでも学芸員募集情報を得ることが出来ますので、検索してみてください。

来年度、学芸員課程の受講を検討しています。関連科目に関して今年度に単位修得済みの科目は学芸員課程において単位修得済みとして認められるのでしょうか?

認められます。
「博物館法施行規則に定める科目」については学芸員課程に受講登録しなければ履修できませんが、「関連科目」については受講登録しなくても履修できます。したがって、今年度に単位修得済みの科目は来年度本課程に受講登録後、単位修得済みの関連科目として認められます。別途手続きは不要です。またあらためて履修する必要はありません。

学芸員課程で修得した単位は卒業要件の単位数の計算に含めることができますか

できます。
博物館学芸員科目の修得単位数は、卒業要件の「その他」に含まれます。関連科目のうち、総合教育科目の修得単位数は「その他」、学部共通専門教育科目の修得単位数は「学部共通専門教育科目」に含まれます。

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